C++ boost ライブラリ インストール (Visual Studio 2012)
C++ boost ライブラリ インストール
Visual Studio2012でBoostライブラリを入れた時のメモです。
この記事を書いた時点での最新バージョンは
Version 1.53.0
です。
下記サイトから最新バージョンをダウンロードします。
http://www.boost.org/
windowsであればzipファイルのものをダウンロードすればおkです。
そのファイルを適当なところに展開します
自分はD直下にboostというフォルダを作りそこに展開しました
D:\boost
次にVisualStudioのコマンドプロンプトを開き作業フォルダを今展開したファイルのところにします。
>cd D:\boost\
そして次のコマンドを実行
>\bootstrap
このコマンドは32bit版のVSのコマンドプロンプトじゃないと動かないみたいです。
上記のコマンドを実行したら次のコマンドを実行します。
>b2 --build-dir=build\x86 --stagedir=stage/x86 address-model=32 -j 4 >b2 --build-dir=build\x64 --stagedir=stage/x64 address-model=64 -j 4
今回はboostを32bitと64bitの両方入れたかったため、 address-modelオプションで指定しています。
stagedirを指定することで32bitと64bitを分けています。
- j 4 というオプションは -j Nと指定することでN並列でビルドできます。 つまりマルチコアならビルドが早くなります。
このあとしばらく時間がかかりますがこれでインストールは完了です。
今回の実行では
インクルードパスは
D:\boost\boost_1_53_0
ライブラリパスは
32bit
D:\boost\boost_1_53_0\stage\x86\lib
64bit
D:\boost\boost_1_53_0\stage\x64\lib
という風になります。
このパスをVisualStudioのプロジェクトの設定でパスを追加すればboostが使えるようになります。